工業高校から推薦で国立大学理系に進学した人の現実

私は底辺工業高校から一般入試で国立大学理系に進学し無事卒業出来ました。

プロフィール
注目記事
 

かなりの狭き門でした。

 

私の学科には工業高校から2人推薦で合格してきた人がいました。2人とも偏差値50-55位の工業高校出身で高校では成績は学年トップでした。そのうちの一人は本当に学年1位で、評定が5.0だったそうです。しかし2人とも2年から3年に進級する事が出来ず留年しその翌年も進学できず、音信不通となり、気づけば退学していました。

 

工業高校では履修していない科目の発展した内容の講義から始まるので正直無理だとおもいます。まだ生物系で暗記科目が多めであったにしろ、計算科目も出来ないと進級はできません。

私自身元々工業高校で地頭が悪く、むしろ推薦で入ってきた学生の方が私より頭は良いと思います。

しかし私は高校を卒業し二浪を経て大学に一般入試で合格しているのでその差が大きいと思います。そしてもう1つの差はプライドの差です。こっちの方が重要かもしれません。

私自身二浪して大学に進学しているので、そもそも学科で1番頭が悪いことを自覚しています(ちゃんと逆首席で卒業)(二浪4人居た)。なので分からない問題がある時は恥ずかしいなんて思わずにすぐ友達か教授に聞きに行きます。そして教えて貰ったら飯奢るとかします。(大事)

 

しかし工業高校から推薦で来た人達は元々学年トップであったためプライドが高く自分で問題を抱え込む傾向にあったと思います。あと多分高校レベルの内容が分からくてそれを他人に聞くのが嫌だったのかな。私はもう高校の内容もバリバリきいてたけど。

 

この記事を見ている人は工業高校から国立大学に進学しようと考えてる人だと思うけど本当にイバラの道だよ。毎回講義聞いても何言ってるか分からんし、電磁気とか高校でも習わなくて入試でも使わなかったけどバリバリやるからね。大学に行く電車で毎日お腹痛くなってた。

 

 

推薦で行く人は絶対に数学3、物理、英語を勉強しといた方が良い。絶対に。化学と生物もきついけどまだなんとかなる。いやならんかも。

 

もし受かってこの記事見てる人、合格おめでとう。まず人数が多いサークルに入って先輩をとにかく見つけて過去問貰って、めちゃくちゃ大事だから、あと友達たくさん作って。あと毎日勉強してね、周りの人はしてないから良いやなんて思っちゃダメだよ、周りの人は高校生の時に死ぬほど勉強してるからね。応援してる。